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【ネタバレ】ジャンプ第230Q「受けてやろう」(2013/9/21号)

※以下、ジャンプ感想のためネタバレ多数。

※どうしても一言だけ言っておきたいことがある
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9/19:更新

「先生。「I love you」を日本語に訳すとしたら、「我君ヲ愛ス」でよろしいのでしょうか」

「なにを言う。日本人がそんな台詞口にするか。
『月が綺麗ですね』とでも訳しておけばいい。それで伝わるものだよ」


----------------------(夏目漱石)



この逸話はあまりにも有名ですね。
これを知って、私は夏目漱石という人がとてもとても好きになってしまいました。まさしく漱石さんに対して「I love you」と告白してしまいたいぐらいに。

ということで、今宵は中秋の名月。
月が綺麗だなあと思ったので、漱石さんにまつわるお話を更新しました。



漱石さんで月と言えば『夢十夜』というイメージだけど、このたび参考にさせていただいたのは『文鳥』という短編。10年ぶりくらいに読み返したら、昔はなんとも思っていなかったようなこの話がものすごく心にぐっときてしまって……!もう!もうもうもう!たまらんのだよもう!これが!
ということで気がついたら火黒の話を書いていました……火黒……火黒ぉ……どうしよう火黒好きすぎるよぉ……もはや末期である



火黒くんも、今日のきれいなお月さまをふたりで見ているといいなあ

ふたりで火神くんちのベランダにもたれかかって、月が綺麗ですね火神くん、ああ綺麗だなって言い合ってなかよく寄り添っているふたりの背中を想像するだけで幸せな気持ちで眠れそうです もちろん黒子くんは火神くんの肩にそっともたれかかって、火神くんが頭クシャッてしながら抱き寄せてあげるんだよ……オマエすぐ風邪ひくからよって火神くんがぶっきらぼうに言って、そうですねすみませんって言いながら黒子くんはその優しさに気がついてクスクス笑うんだよ……なにそれ……すげえ……火黒ってすげえな……なんて楽園だ

火黒くんが今日も明日も明後日も永遠に幸せでありますように

だいすき!!!!!!!!!!



あっ 個人的にこのお話はゆきるさんに捧げます~
いつもいつも愛らしくカワイイ~~~~~~~火黒ひよこくんを書いてくださってありがとう!ござい!ます!あのお陰で私の中で『黒子くん=小鳥ちゃん』というイメージが!ふくらみ!固まり!まし!た!黒子くんがでっかいおめめをパチパチさせて無言で小首をかしげたりする感じはとっても愛らしいと!思い!ます!それに火神くんが萌えていれば!なお!いい!火黒!火黒かわいい!かわいいかわいいかわいい!\ばんざい!/



(※↓ここから先は特に読まなくてもいい夏目漱石『文鳥』語り。ものすごく長い。かつ、かなり火黒に夢を見過ぎている。自分用メモとして置いておきます。まあ暇だから読んでやるよというボランティア精神にあふれた寛大な方のみどうぞ)


コーヒー牛乳の奇跡

「ねえ兄ちゃん。コーヒーも牛乳もおいしくないのに、コーヒー牛乳はどうしておいしいの?」
「それは相乗効果さ」
「ソージョーコーカ?」
「運命の出会い、ということだ」

------『有頂天家族』-------



コーヒーと牛乳。
およそ出会うはずのなかったものたちが、ひょんなことで出会い、手を取り、交わり合い、未知なるパワーを作り出す。

ひとは、それを『運命』と呼ぶ。



昨日の日記で有頂天家族について語ったら、「私も見てます!」というお友達さんの連絡をいただいてしまって、「マジですかウッオオオオオオオ//////」と一日中興奮しっぱなしの金曜日です。
これぞまさしく金曜倶楽部。狸鍋の代わりに萌えネタをつっつき、はふはふ言いながら食べ合うことの、なんと幸せなことか。お腹いっぱい、胸いっぱい。有頂天家族という素晴らしいアニメが繋いでくれたご縁に感謝です。

コーヒーと牛乳。
人と人との、奇跡の出会い。

この話を火黒くんと青黄ちゃんに置き換えて考えてみたら、脳みそとろけそうなくらい萌えました
コーヒーが火神くんで牛乳が黒子くん……コーヒーが青峰くんで(黒いから)牛乳が黄瀬くん……

火黒くんと青黄ちゃんかわいいなあ
だいすき

だが待て、しばし。

黒子くん=牛乳はなんとなくわかるが(バニラのイメージで)
黄瀬くん=牛乳って考えると、なんか卑猥な感じがするのは何故だ?

食べちゃいたいほど貴方が好き

今季アニメ、まわりがみな『進撃』一色に染まっているなかで、ひっそりと『有頂天家族』にハマッています


----------------
人間は町に住み、タヌキは地を這い、天狗は天空を飛行する。
人間とタヌキと天狗の三つ巴。
それが、この町のおおきな車輪をぐるぐる回している。

わたしは、いわゆる一介のタヌキである。
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舞台は京都。
登場人物は、人間とタヌキと天狗
……という一風変わったプチ和風ファンタジーアニメなのですが。

この主人公・矢三郎(♂・タヌキ)と、弁天様(♀・人間)の淡い恋模様が……もう……切なくて切なくてたまらないのです。


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矢「……なにをそんなに切ながっているのです?」
弁「わたしに食べられるあなたがかわいそうなの」
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弁天様は、かつて矢三郎の父をタヌキ鍋にして食べてしまった人。
いわば天敵。
美しく聡明でありながら、タヌキにとっては恐ろしい存在である彼女に、けれど矢三郎はひそかに惹かれていきます。そしてまた、弁天様の方も。


----------------
矢「……食わなければよいのでは?」
弁「でも、いつかきっと私はあなたを食べてしまうわ」
矢「……『食べてしまうわ』とあっさり言われても困ります。こちらも命にかかわる問題だ」
弁「だって……食べちゃいたいほど好きなのだもの」
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どう頑張っても結ばれないのなら。
どう頑張っても自分のものにならないのなら。

いっそ食べてしまいたい。
ひとりじめしてしまいたい。

『食べちゃいたいほど好き』という告白は、『手をつなぎたい』とか『キスをしたい』とかいうよりもずっとずっと正直な欲求なのだと思います。


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弁「でも好きなものを食べたら……そうしたら、好きなものはなくなってしまうんだもの」
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弁天様は人間。
そして矢三郎はタヌキ。
決して交わることのない異なる種族。

どんなに恋しく思っても、決して結ばれることはない。


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弁「あなたに口出しされたくないわ」
矢「こちらも首を突っ込みたくはありません。そんなものはイヌも食わない」
弁「タヌキのくせに?」
矢「タヌキであったらだめですか?」
弁「……だって私は人間だもの」
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あなたを食べてしまいたい。

けれど、食べたらあなたは無くなってしまう。
今のままのふわふわとした心地いい関係がすべて消え去り、あなたの未来や自由を根こそぎ奪ってしまう。もしかしたら、命さえも。


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そして彼女は手にした酒を飲みながら、なぜか、悲しい、悲しいとつぶやいた。
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弁「おおきな月が出ているわね。丸いものが好きよ。わたし」
矢「……そうですか」
弁「お月さまも欲しいなあ。ほら、取ってきてご覧、矢三郎」
矢「……そんな無茶な。いくら弁天様の頼みでも」
「能なしなのね。なんにも出来ないのだから。あなたはとてもかわいそうなタヌキね」
矢「……なんとでも言ってくださいまし」
「月が綺麗だと……なんだか悲しくなっちまうのよ。わたし」
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月が綺麗ね、と告白する弁天様に、あくまでものらりくらりと逃げ続ける矢三郎。
このとき、弁天様は本当は……矢三郎にちがうことを言ってほしかったんじゃないのかな。

「お月さまが欲しいなあ」
とねだる言葉に、本当は、
「いいでしょう。あなたのためなら、僕があの月に化けて差し上げます」
と返してほしかったんじゃないのかな。


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俺はつくづく不思議だよ。
父上を鍋にして食ってしまった弁天様に、なぜ俺は惚れたりするのかねえ。

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迷い、とまどい、どうすればよいのかと立ち止まる矢三郎に、知人はこう言う。


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「食うということは、愛するということだ」
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のらりくらりと日々を生きる、タヌキの矢三郎。
彼が彼女のために、おおきな月に化けてあげる日は来るのでしょうか。

ひさしぶりに、結末が楽しみでしかたないアニメができました。
もうすぐ最終回。ああ、寂しいなあ。

9/10:更新

ジャンプ41号が神がかりすぎて ことばにならない

たぎりすぎて今日の更新も41号ネタをちょっと書いてしまったので、ネタバレNGな方はお気をつけくださいませ~

感想をかこうかとおもったけど、もう頭パーンってなっちゃってうまくことばにできそうにないので、ちょっといまは無理そうです……まじですごかったッス……二度見どころじゃなかったッス……何度も見返してはニヤニヤしてるッス……って、おもわず黄瀬くん化しちゃったッス……ねえマジですげえよ青峰っちィ……!(注:青黄はこれっぽっちも出ていません)



ちなみに今日更新した宮沢賢治シリーズ赤司くん編なのですが
実→赤なので気をつけて下さ……い…… 実赤ではなくて実→赤(※ふたりは付き合っていない。が、ちょっとした体の関係はある)というシチュエーションにかなり心奪われている今日このごろです

実→赤←紫 で 赤司くんを奪い合う薄い本どこかに落ちていませんか

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